何気なく使っているお醤油ですが、実は地域によってかなり味が異なります。
関東エリアのお醤油はシンプル。お醤油をアレンジして使うことが前提になっているため、(お醤油に)何かを足すことで味が完成します。関東エリアのお醤油は、味の調整がしやすいため料理人の方が使用することが多いのです。
関西エリアのお醤油は、素材の味を邪魔しません。あくまで主役は調理される素材そのもの。お醤油は脇役として引き立てる役目をします。
丸米醤油の誕生の地、岡山ではお醤油は主役級として存在します。パンチを効かせお醤油をかけるだけで味づけが完結します。
その土地により、お醤油の役目はガラッと変わるのです。
お醤油選びをする際に、原材料を気にすることがあるかもしれません。そんな時は、原材料だけでなく、ぜひ製造工程もチェックしてみてくださいね。
ちなみに、大豆・小麦・塩だけのシンプルな材料で醤油の品質を保つためには 塩を多めにいれる必要があります。シンプルになると塩分が多くなってしまうという側面も知っておくと、お醤油選びの幅が広がるかもしれません。
私は何よりも大切な人と食卓を囲み、その時間を楽しむことが一番の栄養になる気がしています。そんな瞬間に丸米醤油が役に立つことができたら、嬉しいなと思ってこのお醤油をお届けしています。